あなたのPCは今、何年目ですか。
「もう4〜5年になる」「気づいたら6年以上経っていた」という方は少なくないはずです。その間、PCの内部を開けてみたことはありますか?
PCは「電源を入れれば動く」機械ですが、「何もしなくていい」機械ではありません。
適切なケアを続ければ長く使えるのに、ケアを怠ることで早々に限界を迎えてしまうPCが多くあります。逆に言えば、少し手をかけてあげるだけで、あと数年・もっと長く現役でいられるPCも、たくさんあります。
「動いているから大丈夫」の落とし穴
PCは壊れない限り動き続けます。ファンがうるさくなっても、動く。ゲームが少しカクついても、動く。排気が熱くなっても、動く。
だから多くの人は、「まあ、動いているから大丈夫」と思って使い続けます。
でも、その状態のPCの内部では何が起きているかというと——CPUやGPUが本来より高い温度で動き続けており、熱ストレスがパーツに蓄積し続けています。高温状態が続くことで半導体は少しずつ劣化し、突然動かなくなる日が、少しずつ近づいています。
「突然壊れた」と感じる故障の多くは、実は長い時間をかけて積み重なった熱ダメージが原因です。
埃とグリス。PCを老化させる2つの原因
PCが長く使えなくなる原因の多くは、この2つに集約されます。
埃の蓄積
PCの内部には常に空気が流れています。CPUやGPUが発する熱を外に逃がすための、大切な空気の流れです。しかしその空気と一緒に、部屋の埃もPC内部に蓄積していきます。
1年、2年と放置していると、CPUクーラーのフィン(放熱板)が埃で詰まり、空気がほとんど通らない状態になります。冷やせなくなったPCは温度が上がり、ファンが全力で回り続けます。
グリスの劣化
CPUとクーラーの接触面には「熱伝導グリス」が塗られています。これがCPUの熱をクーラーに効率よく伝える橋渡し役です。
このグリスは永久には保ちません。2〜3年で劣化が始まり、5年以上経つと乾燥・硬化して熱をほとんど伝えられなくなります。乾ききったグリスを塗り替えただけで、CPU温度が10℃以上改善するケースも珍しくありません。
PCのケアスケジュールの考え方
車に定期点検があるように、PCにも「ケアのタイミング」があります。
| タイミング | 作業 |
|---|---|
| 1〜2年に1回 | 内部のエアブロー清掃(埃除去) |
| 2〜3年に1回 | CPUグリスの塗り替え |
| 3〜5年に1回 | GPUグリスの塗り替え(使用頻度が高い場合は早めに) |
これだけです。これを続けるだけで、PCの寿命は大きく変わります。
難しいことでも、高いことでもありません。清掃+グリス塗り替えをプロに依頼しても、6,500円〜 です。同スペックのPCを新品に買い替えるコストが20〜30万円かかることを考えれば、圧倒的にコストパフォーマンスがいい選択です。
「長く使う」は、環境にも財布にも優しい
PCを作るには、大量の資源とエネルギーが消費されます。そして廃棄するにも、処理のコストがかかります。
一台のPCを長く使い続けることは、単なる節約ではなく、物を大切に使うという姿勢そのものです。
パーツが高騰している今、「買い替えより使い続ける」という選択肢がより現実的になっています。大切に使い続けるためのコストが数千円であれば、それはとても合理的な判断です。
Null PC Architectureのメンテナンス代行
PCを長く使い続けるためのメンテナンス(清掃・グリス塗り替え)を代行しています。郵送で全国対応しているため、関西圏以外の方もお気軽にご依頼いただけます。
「もう何年も開けていない」「最近ちょっと気になることがある」という段階でのご相談でも大丈夫です。状態を確認した上で、必要な作業をご提案します。
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